秀逸!天才はあきらめた

自分で言うのも恥ずかしいのですが、私はけっこう嫉妬深い性格なんですよ。

それが悩みで嫉妬を克服する本を探していました。

ですが、嫉妬の仕組みが書いてあったり、あるべき論が書いてある本はこの世に数多くあれど、実践方法が書いてある本はなかなかなかった。

出会いましたこれ⬇︎

天才はあきらめた (朝日文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4022619368/ref=cm_sw_r_cp_api_O9JLBbVAF7X3S

 

山ちゃんのインタビュー記事のこの部分は秀逸!

例えばネットで、あるアイドルが他の人のMCを「山里よりも断然いい」と絶賛していた、という記事を見たときなどですね。そういう話は一度考え始めると、悶々とし続けてしまいます。
でも、そうやって僕が嫉妬している時間は、嫉妬されている人の“ウイニング・ラン”の時間なんですよ。
僕は自分を否定してしまい心理的にマイナスなのに、向こうにダメージはありません。こういう嫉妬のことを、僕は「悪い嫉妬」と呼んでいます。それはさっさと切り替えて、自分のガソリンになるような「良い嫉妬」にしなくてはなりません。
──どうやって切り替えるのですか?
自分に作業を課します。「何をしよう」と考えるとその間にもイライラしてしまうので、すぐ取りかかれるものを予め決めています。
例えば、「明日出る番組で言っておきたい、ウケそうなワードを10個書く」とか。書いているうちに気分がのってきて、「あの本も読んでおこうかな」とまで思えるようになったら、しめたものです。嫉妬のおかげで、自分にプラスになる行動ができました。これが「良い嫉妬」です。